全国的にコロナ感染の再拡大が起きている為、両隣の県にも行けず、じゃあってんで8月は読書月間にしました。

今は外出自粛もあり、全国的に読書が見直されている様で、本への支出額もコロナ前より上がっているそうです。特に若い人たちが読んでいる様ですね。

実際、本屋に足を運ぶと人が多い様な気もします。
むしろ今の時代は本屋で無くamazonとかなんでしょうけど💦
僕はその点かなりアナログ人間であります。

そんなこんなで、最近私が読了した本を何点か上げていきます。

まずはイギリス在住のブレイディみかこさん著、「他人の靴を履く~アナーキック・エンパシーのすすめ~」

ブレイディみかこさんは、僕の愛する詩人にしてシンガーのMORRISSEYの本を書いていた事で知った方ですが、前著である「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」が話題になった作家さんです。
その本の中で、”エンパシー”について実は僅かな行数で書かれた項がありまして、そこがとても読者に響いたらしく、その”エンパシー”について掘り下げたのが本作品。

似たような言葉で”シンパシー”というのがありますが、ブレイディさんによる解釈はこんな感じです。

”シンパシー”…感情とか行為とか友情とか理解とか、どちらかと言えば人から出て来るもの、または内側から湧いて出て来るもの。かわいそうだと思う相手や共鳴する相手に対する心の動きや理解やそれに基づく行動。

”エンパシー”…能力なので身につけるもの。別にかわいそうだとも思わない相手や、必ずしも同じ意見や考えを持っていない相手に対して、その人の立場だったら自分はどうだろうと想像してみる知的作業。

…どうでしょうか。現代に必要な事が書かれていそうでしょ?
それこそ「他人の靴を履く」…あなたの周りにいる人たちの靴を履いてみる(想像してみる)、そんな取っ掛かりになればいいですね!

ついでに文庫で出ていた、ブレイディさんの処女作品も買ってみました。
「花の命はノー・フューチャー」

ブレイディさんが売れないか書き手としてつらつら書いていた時期の作品で、まとめて出版されたけど、すぐに出版社が潰れてしまい絶版になっていたらしいですが、この度めでたく別の出版社で再発されたようです。

まだ若きブレイディさんのパンクなイギリス生活、個性的な人間たち、生き方とかが書かれていて、面白かったですね。いやー人はやはり色々な経験をして変わっていくもんです(笑)

イギリス繋がり…と言うより”ブレイディさん”繋がり?(笑)
帯に推薦文を書いているだけで、著者は違いますよ~(笑)

昨年だったか、イギリスで一番読まれた絵本と言う事でテレビで紹介されていたので、気になって買ってみた絵本「ぼく モグラ キツネ 馬」チャーリー・マッケジー著(川村元気:訳)

主人公のぼく…が、旅の途中で出会った仲間のモグラとキツネと馬が、その体験のなかで色々な言葉をぼくに与えてくれるわけですが、それが含蓄が深いってのがミソ。
正直なところ、僕は涙が出てくる感じではなかったですが(笑)ふむふむと思うところもしばしば。もしかしたらお子さんとかいると違った何かがあったのかも知れませんが。

でも、水彩画の様な柔らかい絵と、優しい言葉たちが織り成す絵本なので、どなたでも何か得られるものはある本だろうなあ…とは思いますね。

もう2冊ほど読んでいますが、取り敢えず今回は”ブレイディみかこ”さん特集みたいな感じになりましたね(笑)
読書は面白いですよ。
また色々と読み進めていきたいなって思います。

営業課の宮川でした。